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執筆者の写真堀田紗江

【2022年度最新版】卒FIT後も余剰電力を効率良く売電するには?

こんにちは!熊本の太陽光発電・蓄電池のヒマリホームです☆


太陽光発電を設置しているご家庭の中には、これから「卒FIT」を迎えるにあたり、その後の売電について悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。


売電価格は年々下降の一途を辿っています。卒FIT後、家計の収支が悪くなってしまうのではないかと不安を抱えている人も少なくありません。


そこで今回は、卒FIT後でも余剰電力を効率良く活用するためのポイントについて解説します!


卒FITの問題点

そもそもFITとは、再生可能エネルギーの「固定価格買取制度」のことです。太陽光発電などの再生可能エネルギーの普及を目的に制定されました。


FIT制度は、太陽光発電などの再生可能エネルギーで発電した電力のうち、家庭で使いきれなかった余剰電力を、地域の電力会社が一定の価格で10年間買い取ってくれる制度です。


FIT制度は2009年11月よりスタートしたため、10年後の2019年11月から順次、買取期間満了を迎えている家庭が出てきています。このことを、通称「卒FIT」と呼んでいるんです。

FIT開始当初は、1kWhあたり48円という高額な価格で余剰電力を買い取ってもらっていた家庭もありました。


しか【2022年度最新版】卒fit後も余剰電力を効率良く売電するには?し、卒FIT後は売電単価や条件が変わるため、売電価格が大幅に下がってしまいます。これが「卒FIT」最大の問題点なのです。


卒FIT後も効率的に余剰電力を売電するには


では、卒FIT後でもなるべくお得に太陽光発電を活用するにはどうしたら良いのでしょうか。具体的な方法には、以下があります。


①蓄電池を導入する

余剰電力を蓄電池に溜めて、自家消費するという方法です。


この方法なら、余剰電力も自分たちで使うことができます。電力会社から購入する電力量が減るので、電気代の節約につながるでしょう。それと同時に、災害時などの非常用電源にもなるので安心ですね。


➁売電先を変える

卒FIT後も引き続き売電をしたい場合は、自分で買取先を探す必要があります。しかし、全国の電力会社の平均売電価格は、1kWhあたり7~8円。


ヒマリホームがある熊本は九州電力の管轄ですが、九州電力の買取価格も1kWhあたり7円です。卒FIT前に比べると、かなり下がってしまいます。


そこで、売電先を別の電力会社に変更するという選択で対策を講じることができます。


売電価格やサービスは電力会社ごとに異なるので数社を比較検討することが必要ですが、今よりも高い価格で買い取ってもらえるケースもあります。


現在では卒FIT後の余剰電力の買取サービスを行っている新電力もあります。


例えば、伊藤忠エネクスは「卒FIT電力の高額買取キャンペーン」として、以下の特別価格で買取をしています。


・東京電力エリア⇒16円/kWh

・中部電力エリア⇒13円/kWh

・関西電力エリア⇒12円/kWh


以下の新電力も独自の買取価格キャンペーンを行っています。


・eco電力「つながるecoでんき」

・住友林業「スミリンでんき」

・トラストバンク「ふるさとエネルギーチョイス えねちょ」

・東京ガス「太陽光電力買取サービス」


③何もしない

蓄電池の導入をしない、かつ売電先も変えない場合、原則として現在契約している電力会社との契約が自動更新されます。この方法なら、契約の手間や費用がかからないメリットがあります。


ただし、余剰電力が安価、あるいは無償で買取される可能性があります。卒FITを迎える前に確認しておきましょう。


まとめ


通常、卒FITの約6~4カ月前になると、電力会社から「もうすぐ買取期間が終わりますよ」という旨の通知が届きます。


卒FIT後に慌てることがないよう、通知が届いたら、今回紹介した対策方法を振り返ってみてください。


通知が届く前に確認したい場合は、電力会社との契約書や電気料金明細などに具体的な買取開始時期が書いてある場合があるので、そちらを確認してみてくださいね。


ヒマリホームは、家計と環境に優しい太陽光発電の普及を推進しています。


熊本の太陽光発電のことなら、ヒマリホームまでお気軽にご相談を^^

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