こんにちは!熊本のリフォーム・リノベーションのヒマリホームです☆
実はリフォーム後、不具合が見つかることは少なくありません。工事の完成度は業者の腕にかかっていますが、中には施工ミスや手抜き工事をする業者もいるんです。
ただでさえリフォーム工事で大金を払っているのに、不具合が見つかればそこを補修するための費用がさらにかさみ、当初の予算をはるかにオーバーすることになってしまいます。
このような事態の備えとして利用したいのが、リフォーム後の保証や保険です!
リフォームの保証はない!?
実はリフォームには、法的な保証というものはありません。
「法的な」というのは、例えば新築の場合は「住宅品質確保促進法(通称:品確法)」が定めれています。これは、基本的な構造(壁・柱・床など)に対しての不具合は引き渡しから10年、その他の部分は2~5年間保証するという法律です。
一方リフォームの場合品確法は適用されず、一般的な商品(家電など)を買ったときと同じように、民法による「瑕疵担保責任」の期間として1年間の保証が定められているだけです。
でも、たった1年という保証期間ではあまりに心許ないですよね。
ある保証会社が、10年以内に住宅設備機器を購入した人を対象に行った調査によると、10年以内に水まわりや電気機器の不具合が2~3回発生し、そのうち91%が保証切れだったという結果が出ています。
つまり不具合の多くは、保証期間の終了後に発生しているんです。
このような事態を鑑み、昨今では独自の保証を設けて他社と差別化を図るリフォーム会社が増えてきています。
リフォーム会社の独自保証は主に2つ
リフォーム会社が設けている保証は、大きく2つの種類に分けられます。
工事保証
リフォーム工事が原因でなんらかの不具合が生じた場合の保証です。言うなれば、瑕疵担保責任の延長ともいえる保証ですね。
ただし、保証期間や保証の範囲はリフォーム会社によって大きく異なるので、契約前にしっかりと確認しておきましょう。
設備保証
水回りの設備や電気機器などの不具合に対する保証です。簡単に言えば、メーカー保証の延長ですね。不具合が生じた場合は、設備機器メーカーの定める期間内に限り保証を受けることができます。
ただしこの場合も、保証期間はリフォーム会社によって異なります。さらに消耗品や経年劣化による部品交換は保証対象外となるのが一般的なので、こちらも契約前に設備保証の窓口の確認や、メーカー保証書の管理をしっかりと行いましょう。
リフォームを安心して行うための「リフォーム瑕疵担保保険」
リフォームを安心して行い、その後不具合が生じた場合でも保証を受けられる保険「リフォーム瑕疵担保保険」もおすすめです。
この保険は「検査」と「保証」とがセットになっている保険で、以下のメリットがあります。
・リフォーム内容を保証するための検査が行われるので質の高い工事を行うことができる。
・万が一欠陥が見つかったり、工事の途中でリフォーム会社が倒産したりしても、損害分の料金を受け取ることができる
リフォーム瑕疵担保保険の期間は、リフォーム工事の内容によって異なりますが、基本的には5年もしくは1年です。ただし、基礎を新設する増改築を行う場合、10年間であることが一般的です。
まとめ
リフォームには法的な保証はありませんが、独自保証を設けているリフォーム会社が増えています。保証内容は会社によって異なるので、リフォームを行う場合は工事前に必ず保証内容を確認しましょう。
まさかの時の備えとして保証や保険制度を上手に活用し、安心してリフォームにのぞんでくださいね!
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