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  • 執筆者の写真堀田紗江

熊本における中古住宅リフォームの見積書をチェックするときのポイント

更新日:2023年1月31日

こんにちは!熊本のリフォーム・リノベーションのヒマリホームです☆


中古住宅のリフォームを行う際まず確認する書類が「リフォームの見積書」です。


でもこの見積書、普段はなかなか目にすることがないので、特に初めての人はどこに注目して判断をすれば良いのか分からない場合があります。


ときには工事内容に釣り合わない高額な見積書を出されても「こんなもんか」と契約書にサインをしてしまうなんてことも!


そこで今回は、中古住宅のリフォーム見積書の見方と判断ポイントについて解説します。


中古住宅リフォーム見積書の大まかな内訳

中古住宅のリフォーム見積書内訳は、大まかに分けて以下3つ。


・材料費…リフォーム工事で必要になる建材や設備の費用

施工費…職人たちの人件費

・諸経費…現場管理費など


これらの総額が合計欄に記載されています。

でも、「知らない用語が並んでいてよく分からない」という人もいるでしょう。


リフォームの見積書によく記載される用語は以下と意味は以下のとおり。


一式…複数の工事の項目や品目を一つにまとめたときの言い方

材工…材料代と施工費を合わせたという意味。

・人工…1日における一人当たりの施工手間料のこと。

足場掛払損料…高い箇所を工事する際に組む足場の組み立て・撤去にかかる費用

木工事費…屋根、柱、梁などの木材の加工や組み立てなどの工事にかかる費用。

左官工事費…内壁・外壁・土間・塀などの表面の仕上げの塗り工事の費用。

珪藻土などの壁土塗りや、モルタル塗り、漆喰仕上げといった、様々な材料を使います。

電気工事費・電気設備器具工事費…配線や電気機器、器具の設置にかかる費用。

給排水(衛生)工事費…水回り設備における給湯・給排水の配管工事費です。

板金工事費…加工済みの金属性の板を取り付ける工事にかかる費用。

仮設工事・養生工事費…作業箇所やその周りを保護するときの足場や養生、仮設トイレなどの設置費用

別途付帯工事費…リフォーム内容の変更・追加があった際にかかる費用。


中古住宅リフォーム見積書のチェックポイント

見積書を手にしてまず気になるのは、総額ですよね。


でも、それ以外にも確認すべきポイントがあります。


①作成年月日

一度で納得いかない場合、何度か交渉を重ね修正を依頼する場合があります。取り違いのないよう、いつの時点の見積書か作成年月日を確認しましょう。


②押印

押印も署名もない場合、正式な書類としての効力がなくなる場合があります。補助金などの申請にも関わってくるので、必ず押印されているか確認をしましょう。


③型番

指定したものが使われているか、設備や部材の商品名だけでなく、型番まで記載されているかを確認してください。


④単価

それぞれの項目に単価が記載されているかも確認。漏れていたり、同じ商品なのに他社とは大きく差があったりする場合は、担当に確認してみてください。

⑤部材・材料の量

施工面積や材料の量などもしっかり記載されているかチェックしましょう。数量をちゃっかり水増ししていることもあるので、異様に多いと感じたら担当に確認を!


⑥諸経費の割合

諸経費は、「管理費」や「その他の経費」などと記載されることも多く具体的には分かりにくいのですが、通常、工事費全体の10~15%と言われています。こちらも異様に高いなと感じたら、担当に確認しましょう。ただし、諸経費が高いからといって悪徳業者というワケでもありません。大事なのは、リフォームそのものの費用とのバランスです。


⑦有効期限

ほとんどの場合、見積書には有効期限がありますが、注意したいのは期限を短く設定し、契約を急がせるケースです。「今月中に契約してくれたら通常よりかなり安くします」と謳うのは悪徳業者の可能性がありますので要注意。余裕ある期間でも真摯に対応してくれる業者を選びましょう。


⑧合計金額

最後に、合計金額です。計算間違いや水増しがないか手計算して確認しましょう。特に2回目、3回目の見積もりの場合、合計金額が以前のままで書き換えられてないこともあるので、注意しましょう。


中古住宅リフォーム見積書の悪い例

最後に、こんな見積書には注意して!という例を挙げます。


まず、工事内容が不透明な見積書。あるいは、おおざっぱな見積書です。


例えば、具体的に表記しなければならない単位(㎡など)もまとめて「一式」と書いていたり、「材工」が異様に多かったりするなど、詳細を明示していないものは、金額の安い高いに関わらず注意が必要です。


さらに、設置する商品が決まっているのに、商品の価格が記載されていない、あるいは商品名自体が書かれていない場合も、必ず内容を確認しておきましょう。

また、見積書に署名を求められる場合も要注意。


本来、見積もりの段階でリフォームを依頼する側が署名をすることはまずありません。しかし、見積書に署名や捺印の欄が設ける業者がいます。安易に署名や捺印をすると、契約したとみなす悪徳な業者もいるので、見積もりの段階で署名を求められても、その場で決してはしてはいけません。必ず理由を聞きましょう。


まとめ

見積書は、担当者と一緒に指差しながらチェックすることをおすすめします。そして不明な点は都度尋ね、メモしておきましょう。


このとき、きちんと対応してくれるかも、大事なポイントです。曖昧な返答をしたり、確認する項目を飛ばして契約に移そうとしたりする業者は要注意。


依頼する側の些細な質問にも丁寧に答えてこれる業者を選ぶことが、理想の住まいに近づく一番の決め手になるんです!


熊本のリフォーム・リノベーションなら、施工実績ナンバーワンのヒマリホームまで、お気軽にご相談ください☆

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