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執筆者の写真堀田紗江

賃貸経営のリスクとは

更新日:2022年8月7日

こんにちは!熊本のリフォーム・不動産コンサルのヒマリホームです☆


サイドビジネスとして流行っている賃貸経営(不動産経営、不動産投資)。しかし、「働かずとも収入が得られる」という謳い文句に乗せられ気軽に始めたものの、逆に多くの損失を出してしまったなどという声も少なくありません。


今回は、賃貸経営を始める前に知っておくべき『リスク』について解説します。当然ながら賃貸経営は、メリット面ばかりでなくデメリットもあります。リスクもきちんと理解したうえで、本当に始めるべきなのか検討しましょう。


賃貸経営のリスク

現収入のアップや老後への備えなど、賃貸経営を始める動機はさまざま。賃貸経営で成功した人のセミナーに参加して「これなら自分でもできる!」という想いから踏み切る人も多いでしょう。


実際に賃貸経営のセミナーでは、「利回り4%でも稼げる!」「利息の低い普通預金よりも稼げる!」など「楽して稼げる」という面をアピールしています。一方で「儲からない」「リスクが高い」という声も多く、稼げる・稼げないという両極端のイメージが先行しているため、賃貸経営に対して漠然とした「不安」を抱えている人も多いのではないでしょうか。


一般的に知られている賃貸経営のリスクについて知ることは、失敗を最小限に抑えることにつながります。不安を拭い、成功を導く鍵にもなるでしょう。


リスク①空室・家賃滞納

賃貸経営の主な収入源は入居者が支払う「家賃」なので、空室や家賃滞納があれば当然家賃収入は入ってきません。更新をきっかけに退去する人もいるので、賃貸経営では常に空室対策を講じる必要があるのです。


リスク②物件の老朽化

不動産は、購入した時点でどんどん劣化していくものです。そこに存在しているだけで経年劣化することは避けられません。築年数とともに価値が下がっていくので、時間の経過とともに物件から得られる収入は減っていくのです。賃貸経営で長期的に安定した収入を得るためには、物件の定期的なメンテナンスと修繕を行い、価値を保つ必要があります。


リスク③天災・事故

不動産には、地震・台風・大雨・火災などの自然災害や事故のリスクが常に付きまといます。特に昨今では未曾有の大地震や大型の台風、夏場の集中豪雨が頻発しているため、それらから被害を受けるリスクも高まっています。


リスク④金利の上昇

ほとんどの人が不動産の購入手段として、ローンを選択します。しかし、将来金利が上がってしまうと支払額が増えてしまうため、収支の悪化につながる可能性があります。そのため、可能な限り借入期間を短くしたり固定金利で借りたりし、金利上昇の対策を講じる必要があるでしょう。


リスク⑤不動産価格の下落

賃貸経営の主な目的は家賃収入を得ることですが、さまざまな事情により将来物件を売却することも考えられます。ところがそのとき不動産価格が下落していると、手元にはわずかな金額しか残らない可能性が高くなります。物件を購入する際は以上を踏まえたうえで、慎重に選ぶ必要があるのです。


まとめ

賃貸経営は、成功した人からの話を聞いて「自分もできる!」と思ったことから始めるケースが多く、ハードルの低さをアピールしているセミナーもあります。


しかし、このような「楽して稼げる」といった面だけを見て賃貸経営を始めるのはおすすめしません。賃貸経営にはさまざまなメリットがあるのは確かですが、今回解説したような『リスク』も潜んでいるからです。


賃貸経営で安定した収入を得るには、デメリットとなり得るリスクをきちんと理解したうえで、有効な対策をとることが大切です。


熊本でリフォーム・不動産コンサルをお探しなら、お客様満足度90%以上のヒマリホームまで、ぜひお問い合わせください^^



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