こんにちは!熊本のリフォーム・不動産コンサルのヒマリホームです☆
コロナ禍により「非接触」が重視されている昨今では、自動販売機の需要が高まっています。自動販売機は一坪ほどのスペースを有効活用でき、さらに管理・運用はすべて自動販売機業者が行ってくれるプランを選べば、オーナーは手間をかけずに収益を得ることができます。
今回は、自動販売機設置のメリットや空室対策における効果について解説します。
自動販売機を設置するメリット
土地活用の一環として採用されることが多い自動販売機。オーナーにとって最大のメリットは、管理や運営の手間をかけずに収益を得られることです。また、入居者にとっても以下のメリットが生まれます。
・入居者の利便性が向上する
・夜間は照明代わりになり、防犯性が向上する
・災害時のライフラインになる
昨今では、電子マネーが搭載されている自動販売機も増えています。若年層をターゲットとした学生マンションや1K・1Rタイプの物件や人通りの多い物件では、人気の設備になるといえるでしょう。
自動販売機を設置するには?費用は?
自動販売機の契約方法には、次の2つがあります。
フルオペレーション
自動販売機を無料で設置できる一般的な契約方法。仕入れ・補充・売上金の回収・つり銭の補充・清掃・トラブル対応など、日々の管理はすべて自動販売機業者が行います。
セミオペレーション
設置から管理まで、すべて大家さん自身が行う契約方法です。自動販売機を購入する場合はまとまった初期費用が必要です。リースの場合は、毎月の売上げからリース代を支払います。
自動販売機を設置できる条件
標準的なサイズの自動販売機を1台設置するには、幅100cm・奥行き70cm・高さ2mのスペースが必要です。
ただし自動販売機は道路法により、道路にはみ出さないように設置することが義務付けられています。また、電源のない場所に設置する場合は配線工事を行い、電源を引き込む必要があります。
自動販売機で収益を得る仕組み
自動販売機の一般的な契約方法であるフルオペレーションを例に計算してみます。フルオペレーションでは売上げの20%程度を販売手数料として受け取り、そこから電気代を引いた額が収益となります。
例)飲料1本120円を1ヶ月に300本販売した場合
売上金額は、120円×300本=36,000円
36,000円×マージン率20%=売上げ7,200円 7,200円から電気代を引いた額がオーナーの収益です。
まとめ
自動販売機の設置では、フルオペレーション・セミオペレーション、いずれの場合も電気代はオーナーの負担となります。よって、入居者も人通りも少ない場合は売り上げが見込めず、赤字になってしまう可能性があります。
また夜間は音が響くため、飲料の落下音や取り出し口の開閉音が騒音となり、クレームが発生する恐れもあります。自動販売機設置の際は、この点に十分に配慮しましょう。
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