中古住宅は新築に比べるとどのくらい安いの?
- 堀田紗江
- 2022年10月15日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年11月1日
こんにちは!熊本のリフォーム・リノベーションのヒマリホームです☆
新築よりも断然価格が安いといわれている中古住宅ですが、「実際のところ、どのくらい安いの…?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
中古住宅の価格帯は規模によって幅があり、築浅で規模が大いほど高くなる傾向にあります。
今回は、中古住宅の平均的な価格について新築と比較しながら紹介したいと思います!
中古住宅は新築に比べると2,000万以上安い

住宅金融支援機構が2020年に行った「住宅の購入価格調査」では、以下の結果が出ています。※結果は全国平均。土地付注文住宅の購入価格は、建設費と土地取得費を合わせた金額です。
◆土地付き注文住宅(新築)…4,397万円
◆建売住宅…3,495万円
◆マンション…4,545万円
◆中古戸建…2,480
◆中古マンション…2,971万円
この結果から、中古物件は新築や建売に比べると、1,000万~2,000万ほど安いことが分かります!
なぜ中古住宅はこんなに安い?

一般的に建物の資産価値は年数に応じて下がっていき、築年数が経つほど価格は安くなります。住宅業界では、20年以上経つと、建物そのものの価格はほぼ底値まで下がるといわれています。
特に木造住宅ではその傾向が強く、築20年以上の中古物件は、土地代のみで購入できるともいわれているほどです。
つまり、築20年経過の中古戸建をリフォーム・リノベすれば、新築同然の家を新築よりもはるかに安く手に入れることができるということです!
中古戸建のリフォーム・リノベの注意点

新築同様の家をお得に手に入れられる中古戸建のリフォーム・リノベですが、いくつか注意点があります。
工事期間が3~4ヶ月かかる場合がある

建物の規模や工事の内容にもよりますが、全面的なリノベーションを行う場合は、工事に3~4ヶ月ほどの期間を要します。
新築に比べると期間は短くなりますが、建売の場合と比べると時間がかかってしまいます。
また、工事期間中の仮住まいを用意する必要があれば、その分の費用もかかってしまうので、この点もよく考慮したうえで購入、工事の契約を結びましょう。
建物の状態によっては工事費が高くなる

基礎や柱は住宅の強度に関わる重要な部位です。内装や設備をすべて解体しなければ、状態は分かりません。もしも解体後に基礎や柱の修繕が必要だと判明すれば、予算をはるかに超えてしまうことが予想されます。
しかし建物の状態は、「解体しなければ分からない」というわけではありません。
解体前であっても、専門の資格をもった建築士による「インスペクション(建物状況調査)」を行うことで、建物の状態を把握することができます。
よって、物件を購入する前にインスペクションを行い、物件価格とリノベーション費用の合計が予算内に収まるか、確認することをおすすめします。
ただし、インスペクションは高度な専門知識が必要となるため、通常の不動産会社では対応していない場合がほとんど。はじめからインペクションが可能なリフォーム会社を通して物件探しを行うことで、スムーズな住まいづくりが可能になります。
まとめ

中古物件は、誰かが住んだ家なので、物件によっては見た目がボロボロだったり、設備が古かったりします。しかし、リフォーム・リノベを行うことで、新築同然の家を、新築よりもはるかに安く手に入れることができます。
ただし、場合によっては高額なリフォーム費用がかかるので、購入前にインスペクションを行い、物件価格とリフォーム費用が予算内に収まるか、確認することをおすすめします。
ヒマリホームは、中古住宅の賢い選び方・買い方について提案し、快適・安心・エコな暮らしを提供しています。
熊本のリフォーム・リノベーションなら、施工実績ナンバーワンのヒマリホームまで、お気軽にご相談ください☆
Comentários