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執筆者の写真堀田紗江

お金をかけない空室対策⑫~24時間ゴミ出し~

更新日:2022年8月7日

こんにちは!熊本のリフォーム・不動産コンサルのヒマリホームです☆


ライフスタイルの多様化が進む昨今では、「24時間ゴミを出せたらいいな…」と思う人も少なくありません。実は数年前に行われた「満足度の高い設備」の調査では、24時間出せるゴミ置き場がトップでした。今回は、空室対策としても有効な24時間ゴミ出しについて、導入のポイントについて解説します。


ゴミ出しを24時間可能にするメリット


賃貸物件においてゴミ出しを24時間可能にすると、入居者には次の3つのメリットがあります。


①部屋にゴミを溜めずに済む


ゴミを出す曜日が決まっていると、それまで部屋にゴミを置いておかなければなりません。さらに時間も決められていれば、その時間に起きられず間に合わなかったというケースもあります。


24時間ゴミ出しができれば、いつでもゴミが出せるため部屋にゴミを溜めなくて済みます。虫や異臭が湧くリスクを抑えることができるでしょう。


②天気が悪い日にゴミを出さずに済む

物件とゴミステーションが離れている場合、天気が悪い日のゴミ出しは雨に濡れたり扱ったりと、面倒です。しかし同じ敷地内にゴミステーションがあると、天気が悪い日でも捨てやすくなります


③入居者間のトラブルがなくなる


ゴミをベランダなどに保管すると、夏場は生ごみが腐って虫や異臭がわくことがあります。それが隣人のベランダに及ぶことでトラブルに発展するケースも。


ゴミ出しを24時間可能にすれば、こういった入居者間のトラブルを防ぐことができます。


ゴミ出しを24時間可能にするデメリット


入居者にとってメリットの多い24時間ゴミ出しサービスですが、オーナーにとってはデメリットがあるのも事実なんです。


①ゴミステーションが不衛生になりやすい


いつでもゴミを捨てられるため、必然的にゴミを回収するまでの時間が長くなります。放っておくと虫や異臭がわきやすくなるので、こまめな清掃が必要です。


②害獣や不法投棄


ゴミステーションが屋根のないタイプだと、カラスやネズミ、野良猫などがゴミをあさりにくる可能性があります。また、入居者以外の人が不法投棄しにくるケースもあります。


③ルールを守らない入居者が出てくる

24時間ゴミが捨てられるといっても、分別ルールには従わなければなりません。しかし、入居者の中にはルールに従わず、ゴミを適当に出す人もいます。


ゴミ出しを24時間可能にするためのポイント

入居者に気持ち良く過ごしてもらうためには、ゴミステーションは常に清潔な状態を保つことが必要です。そのためにも、ゴミ収集容器は閉鎖式の施錠できるタイプのものが良いでしょう。


また、入居者自身にゴミ捨てのルールを守ってもらうためにも、ゴミ捨てのルール周知を徹底すると共に、カメラを設置するなどの管理体制を強化する必要もあるでしょう。

ゴミ出しを24時間OKにするには、ゴミ収集容器の設置が必要です。自治体によっては設置の許可を必要とする場合があるので、まずは物件管轄の自治体に確認することをお忘れなく。


24時間ゴミ出しの回収は民間業者に依頼する場合が多く、回収コストがかかることは避けられません。しかし、月々の費用負担は数万円程度におさまるので、それなりの費用対効果はあるといえます。


熊本でリフォーム・不動産コンサルをお探しなら、お客様満足度90%以上のヒマリホームまで、ぜひお問い合わせください^^

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